抗不安剤の現状

万能薬とも言われていた「デパス」。
この薬は、医師の処方以外でも個人輸入によって購入することができた抗不安剤の1つです。
気持ちを落ち着かせる抗不安作用や筋弛緩作用、催眠作用、さらに抗けいれん作用もあった薬になり、うつ病などで不安感を抑えるための抗不安剤として、筋弛緩や催眠作用が寝付きの悪い状態を改善し睡眠導入剤として、他にも腰痛や頑固な肩こりなどにも有効となります。
万能過ぎるが故に、頼りがちになってしまうことが多く、しばしば問題となっていたのが「依存症」です。
常用してしまうと1ヶ月もかからずに依存するとも言われ、個人輸入ともなればその管理は難しいものでした。
こうした副作用の面から厚生労働省医薬や生活衛生局監視指導、麻薬対策局から2016年の9/14より「抗精神病薬指定」との公布があり、同年10/14から施行されることが決定しました。
これ以降は医師の処方箋がある場合にのみ処方してもらうことが出来る薬となり、今までデパスを個人輸入で入手していた人は病院の処方へと切り替えなければなりません。
便利な薬であっただけに、非常に残念なことになりました。
そこで今回は、デパスに変わる似た様な作用を持っている抗不安剤「バスパー」をご紹介します。
バスパーとは、同じように不安を緩和する作用をもっています。
脳の中にある中枢神経のGABA受容体に作用することで、神経を落ち着かせ気持ちを楽にしてくれます。
不安などが原因となって起こる不眠症の治療にも効果を発揮してくれます。
バスパーは非ベンゾジアゼピン系の薬になるので、問題となる依存症を起こす可能性も低いので比較的安全に使用することもでき、理由のない強い不安感を取除いてこころとからだをリラックスさせてくれるはずです。
効き目は多少弱くなりますが、きちんと効果を期待することが出来るはずです。
こちらは今でも個人輸入によって購入することが出来るので、今まで個人輸入に頼っていた人は今後はこの薬に切り替えても良いかも知れないですね。